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— Top Rank Boxing (@trboxing) 2020年2月19日
個人的な勝敗予想です。
気づいたらいよいよですね!
2020年の一番最初のビッグマッチがいきなりのコレ。
賭けているのはWBCのベルトのみですが、実質この試合は世界ヘビー級の頂上決戦と言っても過言はないと思います。ジョシュアの事は一旦忘れよう。
この試合はWOWOWエキサイトマッチにて、2/23(日)正午12:00から生中継される予定です。
データ戦績
デオンテイ・ワイルダー
現WBC世界ヘビー級世界王者。34歳の米国の選手です。
かなりショッキングな映像が流れますが、右が当たれば一瞬で試合が終わる。
病院送りにされたスパーリング相手の数は2桁に上るとか何とか…
それ程危険な選手です。
戦績は43戦42勝41KO1引き分け。KO率は95%、かなり驚異的な数字です。
唯一引き分けた相手はタイソン・フューリーですね。
身長201cm、リーチ211cmとサイズも規格外です。
ちょっと前までは結構大振りが多く隙だらけのように見えたのですが、ルイス・オルティス戦あたりからコンパクトにパンチを打つようになり、以前よりかはディフェンスが改善されたと思います。
あと、彼は大柄な身長に対し、横を向くと体の厚みは結構細い方なんですよね。
プロキャリアでは一回だけダウンした事があるらしいのでもしかして決して打たれ強い訳ではない…?と個人的に睨んでますが、彼の場合、とにかく右さえ当たれば勝てるのでそんなに打たれ強くなくても…まぁ…w
「ワイルダーの右さえ当たらなければ勝てるのでは?」と思った対戦選手は結構いると思います。
ところがその右を貰わないように挑もうとしてもほぼ全員失敗に終わった訳です。
唯一引き分けたフューリーですら最終ラウンドでは豪快に仰向けで倒れましたからね。
もう一度書きますが、「右だけの選手」と言われていたワイルダーは43戦42勝41KO1引き分けという驚異的なレコードを残しています。
彼の右を当てる技術がとんでもなく高いのは、相手の攻撃に対する反射神経がすごいからなのかなー?
過去の試合を見ると、カウンターも絶妙なタイミングで放っていて上手いんですよね。
ただの「右だけの選手」であればルイス・オルティスを2度KOできるとは思えないんですよね。
ハンドスピードも結構速いですし一発のみのパンチ力なら現ヘビー級ではぶっちぎりのNo1な気がしますね。
タイソン・フューリー
WBA・IBF・WBO3団体王者ウラディミール・クリチコに勝ちを納めた事がある英国の選手です。(ただしその後にドーピングを使用した事が発覚)
戦績は30戦29勝20KO1引き分け。KO率は67%ですね。KO率はまぁまぁ高い方じゃないですかね?
身長は206cm、リーチは216cmと、数字上では共にワイルダーよりちょっと上ですね。
このプヨプヨな体格から予想もつかない程フットワークが身軽でコンビネーションがめちゃくちゃ速いです。恵体にこの動きの早さはちょっと反則ですね。
とは言えワイルダーとは対照的で、持ち前の動きの早さで相手の攻撃をさせにくくさせる事が彼の主なスタイルだと思います。
コンディションが絶好調時のディフェンス技術だけ見るとヘビー級においてはトップクラスだと思います。ジョシュアよりも完成度高いんじゃないかな?
元世界王者だったクリチコはフューリーともジョシュアとも戦ってましたが、クリチコ的にはフューリーの方がやりづらそうに見えました。
…しかしクリチコ戦後にフューリーのドーピングが発覚してオイっ!って感じですがw
それでも謹慎が終わった後にワイルダーと対戦して引き分けているので、フューリーの実力は疑いようがないですね。(自分はvsワイルダーⅠはフューリーが勝ったと思ったんですけどね…)
ワイルダー戦ではゾンビの様に起き上がってきましたが、12Rのアレはダメージ軽減する為にわざとダウンしたのかもしれません。ダウン寸前にワイルダーのパンチに全く反応できなかった訳ではありませんし、その後も元気に反撃してる所を見るとワイルダーの右はそれほど深く刺さらなかった可能性も…
もしそうでなければフューリーは本物のゾンビです。
直近の試合オット・ワリン戦では3Rにフューリーの右目尻がカットして距離を合わすのが困難になっていきましたが、それでも何とか判定勝利するあたりは対応力もあると言えますね。
ドネア戦の井上と似たような現象で、片方でも目に異常があれば大体不利ですからねぇ。
こういったクレバーな所もあるので、良くても悪くても負けにくそうな選手ではあるなと思いました。
個人的な勝敗予想
正直かなり難しい予想ですが、ワイルダーの終盤TKO勝利と予想します。
理由は勘です。
第一戦目を見ると、やはり全体的な動きの早さではフューリーの方が分があり、ワイルダーが後手に回ってる感じがあります。
ワイルダーはパンチをコンパクトに打ってくるようになったとは言え、まだ若干大振りになるシーンもあります。
フューリーはワイルダーの打ち終わりの隙を突いて来ると思います。「ワイルダーなんか2RでKOしてやるぜ!」と自信満々に話していますが、フューリーはワイルダーの打ち終わりの隙を突く練習を徹底的にしてきたのかもしれません。
コンディションが前回以上であれば、個人的にはフューリーがKOで勝ってもあまり驚きはないです。
では何故ワイルダーのKO勝利を予想したのかと言うと、勘です。
何故ワイルダーの右は当たるのかはぶっちゃけよく分かっとらんのです。
自分は第一戦目の時はフューリーが判定で勝つだろうと予想していましたが、最終ラウンドにフューリーが豪快に倒れるシーンまでは予想できませんでした。
今回もワイルダーの右が当たり、前回より深いダメージをフューリーに与えそうな気がします。
そもそもこのワイルダーという男に関してはこれまでのボクシング理論を当てにしちゃだめですねw
面白い記事ハッケーン!
現役、歴代王者の勝敗予想ですが、やっぱりワイルダーの勝利を支持する人が結構多いですね。
自分の考えはレナードさんとハーンズさんに近いですかね。
戦い方をざっくり変えてくるのは実はワイルダーの方なんじゃないかなと思っています。
ワイルダーは一戦目の時ほど前に出ず、むしろ消極的な戦術をとるかもしれません。
あまり手を出さなくてもKOできる事を前回のvsルイス・オルティスⅡで証明したので、それをフューリーと対峙した時にどう活かすかですね。
ワイルダーの作戦が上手く行かなかった場合、そのままフューリーに好き放題にされ塩試合になる可能性も考えられますが…。
「俺はボクシングが嫌いだ!こんな腹でもチャンピオンになれたのだ!!」
フューリーのこの迷言は今回の試合後にも炸裂するのでしょうか?